因業ババァと呼んでいた母親の葬式で号泣したビートたけし! 売れた途端お金を催促し続けた母の、亡くなる直前に知った愛に感動
2024/07/09

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ビートたけしは、お笑い界のビッグ3として称され、映画監督としても高い評価を受ける存在です。その母親である北野さきさんは教育熱心な方で、そのおかげでたけしは明治大学工学部に現役で合格しました。しかし、たけしは大学の環境に馴染めず、大学2年生の時に家出同然で一人暮らしを始め、ついには大学を中退しました。

その後、たけしはアルバイトをしながら松竹演芸場に出演し、徐々に頭角を現し、人気芸人としての地位を築いていきました。ところが、芸人として成功すると、母親のさきさんから病院代や育ててもらった費用などを理由に20〜30万円ほどの金額を度々要求されるようになりました。

このような行動からさきさんは「因業ババァ」と呼ばれましたが、彼女の行動には息子への深い愛情が込められていました。たけしの成功後、フライデーの記者が彼の交際相手に強引な取材を試み、たけしは激怒しました。これが「フライデー襲撃事件」として芸能史に残る大事件となりました。さきさんもマスコミに対し息子をぶっきらぼうに扱う発言をしましたが、これは息子のためを思ってのものでした。

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親子の絆と母親の愛情が描かれたこの物語は、感動を与えるものであり、たけしとさきさんの間には特別な絆が存在していたことが伝わります。

上記の内容への声

ビートたけしと母親・北野さきさんの関係は、美談として語られることが多い。確かに、たけしの才能を開花させたのは、さきさんの厳しくも愛情深い教育の賜物だろう。しかし、私はこの親子関係に潜む、ある種の「歪み」を看過することができない。

たけしは、明治大学というエリートコースを捨て、芸人の道を選んだ。それは、息苦しい「良家の子息」としての生き方への反抗であり、自らの才能を信じる、たけし自身の意志による選択だったはずだ。しかし、成功した後も、さきさんは金銭を要求し続けた。それは、息子を「自分の所有物」と考える、一種の支配欲の表れではないだろうか。

「フライデー襲撃事件」に対するさきさんの態度は、さらに疑問を深める。息子を守るための行動として美談化されることもあるが、たけしが起こした暴力事件を正当化するような発言は、一線を越えている。それは、息子を「庇護すべき存在」と捉え、彼の行動に責任を持たせようとしない、過保護な母親の行動パターンに他ならない。

たけし自身も、晩年の著書で「母親は俺にとっての最後の敵」と記している。これは、長年、さきさんの支配的な愛情に苦しめられてきた、たけしの本音だろう。

この親子関係は、決して美しいだけの物語ではない。そこには、親子の愛情という名の元に隠された、支配と依存、そしてそこから逃れられない息子の苦悩が存在する。私たちはこの事例を通して、真の愛情とは何か、親子とはどうあるべきかを、改めて問い直さなければならないのではないだろうか。 

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