27歳の本木雅弘から17歳の内田也哉子へのプロポーズの言葉。「私には白髪のあなたが想像できるし、そういうあなたが愛おしいと思える気がする。今すぐじゃなくても、いつか結婚という選択肢が現れたとき、私もそこに入れてください」。1993年の夏、西麻布にあった関西割烹「川奈」の座敷での出来事でした。
内田さんは当時を振り返り、「いかにも本木さんらしい表現だと思うけれど、そのときは、なんだか積極的なのか消極的なのか、さっぱりわからなかった。それに不意打ちもいいところで、私たちは文通はしていたとはいえ、絵ハガキを送れば忘れた頃に返事が届くという程度で、密にやり取りしていたわけではありません。だから、一気に結婚まで話が飛躍したことに、ただ驚きました」
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