東京都内のマンションで、フジテレビの人気番組「逃走中」を制作するフジクリエイティブコーポレーションが撮影を行った際、住民の不便を引き起こし、苦情が上がっています。3月2日の午後、撮影クルーがマンションの出入り口を封鎖し、無断で敷地を使用しました。

スタッフは道路使用許可書の場所が実際の撮影地と異なると指摘されたにもかかわらず、撮影を続行しました。これに対し、地元警察に通報があり、警察が現場に到着し撮影は中止されました。

制作会社は撮影に関連する手続きを適切に行ったとの認識であったものの、所轄警察署から使用許可書に関して改善指示を受けたことを認め、近隣住民に迷惑を掛けたことを謝罪しました。同社は今後同様の事態を避けるため、スタッフに徹底を促すと述べています。

住民の一人は、撮影が頻繁に行われるが、規則を遵守し事前通知するべきだとコメントし、今回のやりとりで会社の傲慢さを感じたと述べています。